逆境を力に変え、頑張ろう ジーコさんが被災地にエール

被災者へのメッセージを贈るジーコさん(ジーコ10のインスタグラムより)

 能登半島地震で大きな被害に見舞われた北陸の復興を願うメッセージが、サッカー元ブラジル代表で元日本代表監督のジーコさんから寄せられた。射水市などで活動するサッカースクールを通じ、ジーコさんは「力を合わせて頑張っていこう」とエールを送った。

 射水市では、ジーコさんが監修する「ジーコ10・サッカースクール」が2022年10月に開校した。地震発生後、スクールの関係者がジーコさんに練習で使用する「オリバースポーツフィールド射水」が一時的に使用できなくなったなどの被害状況を報告。これを受け、ジーコさんが被災者にメッセージを送ることにしたという。

 ジーコさんは動画で「皆さん大変な思いをしていると思います。今が頑張り時です」と強調。さらに自身の現役時代を振り返り、「6回の手術を乗り越え、プレーを続けることができました。逆境を力に変え、皆さんも力を合わせて頑張っていきましょう」とサポートに意欲を示した。動画はジーコ10・サッカースクールのインスタグラムで視聴できる。

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