「ありがとう」「お疲れさま」-。東彼波佐見町は4日、役場旧庁舎本館の解体前に、お別れイベント「感謝の楽(らく)書き大会」を開いた。町民ら約110人が訪れ、ペンや筆を手に思い思いのイラストやメッセージを書き残した。
建設から62年を経過した旧庁舎本館は、1月4日の新庁舎オープンに伴い役割を終えた。2月下旬の旧庁舎本館の解体を前に、町が企画した。
多くの親子連れらが町のマスコットキャラクター「はちゃまる」や、棚田や山々などの風景を描いた。同町の松本紗代さんは「がらんとした庁舎は職員がいる時よりも狭く感じた。出産などで手続きに来たので、親子でありがとうの思いを込めた」と話した。
波佐見町旧庁舎に「ありがとう」 お別れイベント 町民ら感謝の楽書きを思い思いに
- Published
- 2024/02/06 11:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社