児童や生徒が職場体験「学びの場になる」全国初 日本マクドナルドと教育委員会のパートナー協定 広島 

広島県教育委員会は、日本マクドナルドなどと協定を結び、店舗での職場体験や、教職員の研修で連携することになりました。

広島県教委と協定を結んだのは、日本マクドナルド・フランチャイズ契約を結び、県内の店舗を運営する4社です。

きっかけは2年前、県教委の職員が、よりよい職場づくりのため、日本マクドナルドの本社で、人材育成に関する研修を受けたことでした。

協定では、実際の店舗で、児童や生徒の職場体験を受け入れるとしています。接客などを通じて、早いうちに、社会経験を積んでもらうことが狙いです。日本マクドナルドが、教育委員会をパートナーとして協定を結ぶのは、全国で初めてだということです。

日本マクドナルド 江夏利哉 西日本地区本部長
「お客さまと直接話す機会もある。幅広い世代が勤務しているので、これから先、社会に出るのに、いろいろな学びの場になるのでは」

広島県教育委員会 平川理恵教育長
「(マクドナルドは)児童・生徒にとって身近な職場。ただ働くとなると、いつもとは違うなということを感じとってほしい」

教職員についても、マクドナルドの人材育成機関「ハンバーガー大学」で、リーダーシップなどについての研修を実施していくとしています。

© 株式会社中国放送