両候補ともに人口減少を町政の課題に挙げる 現職と新人の2人が立候補 静岡県の森町長選挙が告示 2月11日投票

任期満了に伴う、静岡県の森町長選が2月6日告示され、現職と新人の2人が立候補の届け出を済ませました。

森町長選に立候補したのは届け出順に、JA遠州中央の前理事長で無所属の新人・川崎知哉さん(64)と、3期目の当選を目指す無所属で現職・太田康雄さん(64)の2人です。

<川崎知哉候補>
「私はこの森町の人口減少にブレーキをかけ、必ずストップをさせなければいけない」

川崎さんは、新東名の森掛川IC周辺への企業誘致の推進などスピード感のある行政運営を訴えました。

<太田康雄候補>
「これからはこの確かな経験と実績に新たな発想でチャレンジを加え、この森町を刷新します」

太田さんは、町長2期8年の経験と発想で、赤ちゃんから高齢者まで「誰にでも優しい町づくり」などを掲げています。

森町の人口は30年前、約2万1600人でしたが、現在は1万7000人ほどと減少に歯止めがかかりません。両候補ともに人口減少を町政の課題に挙げていて、減少のペースを緩やかにしていく具体的な政策が問われそうです。

新人と現職の一騎打ちとなった森町長選。投票日は2月11日で即日開票されます。

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