大田原「まちなかぶらり酒」8日から ラーメン店や老舗料亭など30店参加

「大田原まちなかぶらり酒」で提供されるメニューの一例

 【大田原】市内飲食店を気軽に「はしご酒」できるイベント「大田原まちなかぶらり酒」が8日、始まる。「ぶらり酒チケット」(1枚千円で1冊4千円)を使うことで、各店自慢の料理と飲み物の「ぶらり酒セット」を味わえる。17日まで。

 大田原商工会議所や大田原商店連盟などによる実行委員会が主催。イベントは6回目で、今回は老舗料亭やラーメン店、スナックなど計30店が参加する。

 創業から60年以上の歴史を持つすし店「大良寿司(すし)」(山の手1丁目)ではチケット2枚でドリンク1杯と前菜3品、すし3貫、たまごを提供。女将(おかみ)の小山田睦子(おやまだちかこ)さん(52)は「この機会を使ってぜひ若い世代に来てほしい」と話す。

 新鮮な野菜を豚バラで巻いた「野菜肉串焼き」が名物の居酒屋「陽だまり」(同)では、チケット1枚でドリンクと串2本セットを楽しめる。店主の高根沢諒(たかねざわりょう)さん(36)は「野菜はなるべく地元産を使い、いいあんばいで焼いている。自慢の一品を楽しんで」と呼びかけている。

 チケットは同商議所やトコトコ大田原などで販売中。利用する際は各店に事前連絡する。余った分は24日まで金券として利用できる。(問)大田原まちづくりカンパニー0287.47.7370。

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