手作り衣装で鎧行列 足利・矢場川小児童10人 600メートル練り歩く

手作りの鎧兜などを身に付けて勝ちどきを上げる児童たち

 【足利】市の伝統行事「節分鎧年越(よろいとしこし)」の開催に合わせ、南大町自治連絡協議会などは3日、矢場川小児童による「鎧行列」を行った。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 参加した10人は、事前にボランティアグループ「やばっこ」主催の体験教室で手作りした段ボール製の鎧兜(かぶと)と甲冑(かっちゅう)を着用。同町の清竜院から芋森神明宮までの約600メートルを練り歩いた。到着すると「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げ、豆をまいた。地元ボランティア団体「やばがわの風」の協力で、けんちん汁なども振る舞われた。

 6年落合啓斗(おちあいけいと)君(11)は「多くの人に見られながら歩いて楽しかった」とはにかんだ。

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