伊東平 アナウンサー
天福球場（宮崎・日南市）なんですけど、第2クールの初日を迎えました。きょう（6日）も多くの広島カープのファンの方が集まりまして、まだまだサイン待ちの行列ができているという状況です。
一方で、2軍キャンプが行われている東光寺球場にはドラフト1位ルーキーの 常廣羽也斗 投手の姿がありました。きょうはブルペンに入ることはありませんで、キャッチボールで調整ということになりました。ただ、すでに広島ではブルペンに入っているということです。開幕ローテーションを争うという立場になっていると思いますが、常廣投手の今後の調整が楽しみです。
そして、同じく開幕ローテーション入りを狙っている、この2人のピッチャーに話を聞きました。
広島カープ 遠藤淳志 投手
「去年、スタートはよかったんですけど、そこからだんだん悪くなっていったので、ことしはなんか逆にいい意味であせりすぎずにゆっくりやろうかなっていうか。いろんな感覚が出てくる中で自分のいい感覚を見つけられるように、そこはあせりながらもやっていけたらいいかなと思います」
広島カープ 大瀬良大地 投手
「もうブルペンでピッチング練習したいなって思えるぐらいまでには回復はしているので、うん。どんなもんですかね、70%とか80%とかそれぐらいまでは来ているんじゃないかなと思います。前回（のブルペン）は（捕手に）立ってもらってだったんですけど、次はひざ立ちぐらいで、よりピッチング練習に近くなるような形になると思うので、それを経て問題なければ。ブルペンに入って初めて競争の中に入っていけるかなと思っています」
伊東平 アナウンサー
去年、開幕ローテーションを勝ち取ったこの2人の投手ですけれども、遠藤投手も「去年、投球自体は悪くなかったのに勝ち切ることができなかった。考え方であったり、心の持ちようであったり、本当に勉強になるシーズンだった」ということで、ことしにかける意気込みをあらためて感じることができました。
そして、大瀬良投手の方はかなり順調というのが、その言葉からも感じることができたと思います。本当にブルペンに入っての立ち投げ、これもかなり強度が上がってきているように見えます。口ぶりとしては開幕に対して慎重ではあったんですが、本人の中ではおそらく開幕ローテーション入りというところも狙っているんではないでしょうか。
あす以降もたっぷりとこの天福球場からさまざまな情報をお届けしていきます。
