【インド】ヤマハ発、電動二輪メーカーのリバーに出資[車両]

リバーの電動スクーター「インディー」(ヤマハ発動機提供)

ヤマハ発動機は6日、インドで電動スクーターの製造・販売を手がける米国のスタートアップ、ワールド・オブ・リバー(リバー)に出資したと発表した。将来的にインドで電動二輪車を投入することを視野に、リバーとの技術や開発面での協業を模索する。

リバーによるシリーズBラウンド(成長段階で実施する資金調達)に参加し、今年1月に出資した。金額や出資比率は非公表。インドで活動する電動二輪車メーカーにヤマハ発が出資するのは今回が初めてとなる。

2021年設立のリバーは、インド南部ベンガルール(バンガロール)に子会社リバー・モビリティーを持つ。高いデザイン性を特徴とする電動スクーターを販売している。

ヤマハ発はインドで、子会社インディア・ヤマハ・モーターが二輪車を製造している。インドでの電動車の投入はまだ決まっていないが、リバーが持つ電動二輪車に関する知見と、自社の製造・開発の技術を持ち合い、協力体制を構築していく。

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