7日(水)の天気 関東は青空復活 朝は路面凍結や濃霧に注意 日本海側は雨や雪 北陸は落雷に注意

 きょう7日(水)は、太平洋側は晴れる所が多く、関東にも晴れ間が戻る見込み。関東は、朝の通勤通学の時間帯は、路面の凍結や濃霧に注意が必要で、特に、車は車間距離を取って、慎重に運転してほしい。
 一方、日本海側は雲に覆われ、雨や雪の降る所が多くなりそうだ。北陸周辺は不安定な天気で、落雷や突風に注意が必要となる。

太平洋側は晴れエリア拡大 東京は4日ぶり青空

 太平洋側は午前中から晴れる所が多く、午前中はぐずつく九州など西日本でも、午後は次第に晴れてきそうだ。
 関東にも、ようやく青空が戻って、昼間は「光の春」を実感し、洗濯物も外干しできるが、朝のうちは濃い霧で見通しの悪い所がある見込み。

 午前5時現在の積雪は、東京都心3センチ、前橋2センチ、秩父13センチなど、まだ雪の残っている所や、路面が凍結している所も多い。歩行中の転倒や、車のスリップ事故に注意し、濃霧で見通しの悪い場面では、車間距離を十分に取った慎重な運転も心がけてほしい。

日本海側は断続的に雨や雪 北陸中心に不安定

 ゆるやかな冬型の気圧配置で、上空に寒気も流れ込むため、日本海側では、雨や雪の降る所が多くなる見込み。日中は、北陸を中心に、近畿北部・山陰にかけて、大気の状態が不安定となるため、落雷や突風に注意が必要だ。北海道では、局地的に、雪の降り方が強まる可能性がある。
 また、沖縄や奄美は、断続的に雨が降り、先島諸島では、夕方以降、局地的に激しい雷雨となりそうだ。

昼間はこの時季らしい気温 関東は寒さ緩む

 けさも、北日本や東日本を中心に、広く氷点下の冷え込みとなっていて、特に、北海道では-20℃を下回る厳しい冷え込みとなっている所もある。
 最高気温は、関東から北日本では、きのうより高くなり、全国的に、平年並みの所が多い見込み。慣れない雪が降り、厳しい寒さが続いた関東も寒さが緩むが、最高気温は10℃前後の予想。昼間も路面は滑りやすいと思われるので、滑りにくい靴、防寒と転倒対策も兼ねて、手袋を忘れずに準備したい。

(気象予報士・海老原美代子)

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