東京のアドベンチャートラベル(AT)をけん引していくお話

今回はバナナ食べながら書いてます。冒頭から偉そうなタイトルでイラついてる人は深呼吸してくださいw 昨年末はアドベンチャートラベルワールドサミット(ATWS)北海道に参加し、いろいろ話を聞いていると「日本のガイドは稼げない」「国際基準のガイドがいない」などなど、なんて魅力のない業界なのかと思ったのが本音です。

稼げないといわれる仕事をあんまりやりたいとは思わないし、若手が増えないのは当たり前。現在31歳になりましたが今の世代は中小企業だと手取り20~25万くらい?(脱サラしたからわからない) 月に40~50万は稼げないと家族養うのも大変な時代だと思っています。物価も上がるが給料は上がらない。大手に入ってもリストラ時代も来るし来ている「不安」しか生まれないですよね。。。

しかし、それを変えるために昨年末は資格ラッシュで20㎏背負いながら4泊5日の野外遠征をしてWEAを取得したりしてきました。70㎞以上歩きましたw

AT業界は国内唯一といっても良い右肩上がりの産業

アドベンチャートラベルを調べてもらうとわかりますが、世界で右肩上がりの需要のある産業です。コロナ後も世界で旅行に行きたい国ランキングでも1番を取ったりしているのが、わが国日本。実は可能性しかないのです。しかし、ガイド育成しないと世界の海外富裕層を相手にできないのが現状です。

アドベンチャートラベルとは↓

また、日本の歴史文化、自然体験などは世界に劣らない価値があるので旅行しに来たくなるのは必然ともいえる。しかし何度も言いますが国際基準のガイドがいない。

ガイド育成を東京でやってしまおう!

ここまでで皆さん、じゃあガイド作ればいいやん!と思ったでしょ。しかしながらガイド作ってもお客さんはそんな簡単に来ないのです。正直、自然の奥深さや川の水量は地方のほうがポテンシャルは高いです。パウダースノーもあるし。

アドベンチャートラベル・トレード・アソシエーション(ATTA) は、「今までにないユニークな体験」「自己変革」「健康であること」「挑戦」「ローインパクト」といった5つの体験価値を提唱しています。より本質的な理解としては、アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々と双方向で触れ合い楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。

とありますが、いきなり知らない土地のここが面白いよと伝えても、やはりゴールデンルートは外せないのです。

しかし考えてみれば当たり前ですが、外国人は必ず首都東京の空港に降り立ちます。そして浅草やスカイツリーはもういいというお客様が多数。旅中の2~3日暇になるのですがそこで新宿から60分で来れる東京山側の自然と歴史文化が実力を発揮します。そして国際基準の資格をそろえる東京山側メンバーがガイドとして受け入れます。

LNT level2インストラクター
WEA COL
WFA(野外救急)
を所持して年間2万人の日本人に日々ガイディングしているので実績があります。

販路に関しても、さまざまなメディアや旅行会社から問い合わせいただき出口を持ちます。

稼ぐことにより地域に貢献して、貢献することにより稼ぐ。

結局、私たちはスクールもATも地域貢献と未来の人材育成につながることしかしてません。お客様を迎えことで地域がよりよくなればそれでうれしい。地域経済を確立して若者が活躍できる東京山側。マーケットが東京にあるので月100万円稼げるガイドを創出していきます。

そしてATWSに行って感じたのは、自分の祖国を海外の人に知ってもらい、また海外の歴史文化を教えてもらったりとコミュニケーションがとにかく楽しかったです。

アドベンチャートラベルはALL JAPANで取り組むもの

タイトルは偉そうですが結局は連携が必要なのです。東京にマーケットがあるのならば私たちがお客様をキャッチアップし、北海道や四国や長野、東北など全国の素晴らしいガイドさんにお客様をつなぎ1つのパッケージにして海外に売り込まないといけません。

ぜひ、東京山側の歴史文化と自然のポテンシャルとアクセスの良さを視察しに来てください。先月も北海道からも8社の旅行会社がきて商談会を開催しました。お互いに提携することでATの可能性が広がることを理解しました。

今回はこのくらいにしておきますw

寄稿者 師岡龍也(もろおか・たつや) (一社)FOURTH WELLNESS

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