「争い事しないようロシアとの関係を良くしたい」“北方領土の日”に小学生が日ロ交流の史跡巡る=静岡・下田市

2月7日は「北方領土の日」です。静岡県下田市では、ロシアとの交流が始まった場所で世界の問題について考えてもらおうと小学生が史跡を巡るウオーキングが行われました。

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2月7日は、北方四島を日本の領土とする条約がロシアとの間で結ばれたことにちなんだ「北方領土の日」です。

日本とロシアの交流が始まった場所として知られる下田市では、小学生に世界の問題や地元の歴史について知ってもらおうと、史跡を歩いて巡るイベントが行われました。

稲生沢小6年の約30人は、日露通好条約の交渉の場となった玉泉寺で開会式に参加しました。

<下田市 松木正一郎市長>
「世界を見渡しながら、ローカルの下田のことも考えよう。そういう子供たちを育てたい。皆さんのことです」

小学生たちは、ロシア人墓地やロシアの港町の名前から名付けられた「クロンシュタット広場」などを巡りました。

<参加した小学生>
「争い事とかしないよう日本がいろんなことに取り組み、ロシアとの関係を良くして、北方領土の問題とかなくしていきたいと思います」

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