7日、Bリーグ史上初めて平日の昼間に開催された信州ブレイブウォリアーズの試合。
そこに子どもたちを無料で招待!その中には同じ学校の大先輩を見つめる熱い視線もありました。勝負の行方は…?
「がんばれー!」
「ワンモア!」
ホワイトリングの空気が、いつもと違います。「キッズドリームデー2.7」
長野市やウォリアーズなどが市内の子どもたちを無料で招待しました。
■荻原健司市長
「きょう2月7日は長野オリンピックの開会式の日なんです。皆で一緒になって応援するって楽しいな!ワクワクするな!そんな思いを持ってもらいたい」
平日昼間の開催はBリーグ史上初!およそ30校・5000人の子どもたちが声援を送りました。
「ウォリアーズがんばれ~!」
相手は佐賀バルーナーズ。ウォリアーズは去年10月に対戦し、惜しくも4点差で敗れています。
最初に魅せたのは、星野!
■実況
「星野のスリーきました!」
スリーポイントをしずめると… けがからおよそ2カ月ぶりに復帰した栗原!
こちらもスリーポイント!迫力のプレー連発の中。
この試合、特別な思いで臨む県内出身選手がいます。高いディフェンス力を誇る、長野市出身の三ツ井利也選手。
■通明小の子どもたち
「三ツ井選手頑張れー!」
人一倍大きな声援を送る子どもたち。長野市の通明小学校の児童です。
去年の8月。子どもたちの希望で学校のOBである三ツ井選手を招きました。
■児童
「すごくかっこよかった」
■児童
「あんな離れたところからスリーポイント決めるなんて本当にすごいなと。感動しました」
「次に皆さんもやってみてください、せーの」
「じゃあこれは合計で何回やるの…」
あれから半年。今度はコートに立ってプレーする先輩を見に行きます。
■通明小6年・長峰基さん
「応援の仕方の放送をするんですけど、やり方を説明する文章を作ったりしてます」
試合観戦は多くの児童が初めての経験。そこで動いたのが、会場で応援したことがある6年生の有志4人です!
■通明小6年
「テレビで見るのとは全然違う。生で見た方がかっこよかった」
「他の学年の人にも生で見る楽しさを知ってもらいたい」
台本やパネルなどを用意して、応援の方法・観戦マナーを校内放送で説明することに。
■酒井大夢さん
「31番本校卒業生の三ツ井利也選手です。チームでは守備職人とも言われています」
■小林優さん
「会場では皆で声を合わせて応援します」
「せーの、三ツ井!(パンパンパン)三ツ井!(パンパンパン)」
■教室
「ウォリアーズ!」
応援のやり方、ちゃんと伝わったみたいです!
■4年生
「早く明日にならないかな~って。初めてです。ルールも全然知りません。楽しみです」
■担任
「6年生中心にこういう取り組みしてくれたので全校が興味を持って臨めるんじゃないかと思います」
■酒井大夢さん
「これまで準備してきたので明日につなげられるといいです」
三ツ井選手も後輩たちに熱いプレーを見せるつもりです。
■三ツ井利也選手
「以前の通明小での交流も生徒の発案で実現したので、後輩の子たちが率先してそういう取り組みをしてくれることは誇りに思うし、1つのゴールに向けてシュートを決めるために出ている5人が1つになってシュートを決めるところ。バスケを初めて見る人にも伝わると思うので、ぜひそこは見てほしい」
■酒井大夢さん
「会場が湧くような迫力満点のプレーが見たい」
「三ツ井選手がんばれ~!」
第2クオーターはプロの技が光ります!トリックスター・アバリエントス!
フェイントを入れながら、ジャンプしてシュート!3人のディフェンスをかいくぐっています。
一方、三ツ井選手はディフェンスで貢献します。
相手にくっついて、シュートを打たせない!さらに!
■実況
「ガルシア急ぐ!プッシュ!」
■解説
「いいディフェンスですね」
ここでもシュートを打たせませんでした!
■酒井大夢さん
「得点決めてないけどディフェンスでいいプレーがたくさんあった。見たことない人も
多いので皆で喋りながら(見られて)楽しい」
後半はキャプテンの石川!
スリーポイントが次々と決まります。
ただ、一度もリードを奪えず、勝利とはなりませでした。