歌って笑って「うたごえ喫茶」4年ぶり復活 日田市で60人が昭和歌謡など合唱【大分県】

昭和歌謡などを一緒に歌う参加者=日田市若宮町
歌をリードする梅山忠信代表

 【日田】新型コロナウイルス禍前に日田市で定期開催していたイベント「うたごえ喫茶」が4日、約4年ぶりに復活した。市内若宮町の五反田病院敷地内にあるカフェ「ブロッサム」に約60人が集まり、昭和歌謡や唱歌などを楽しく歌った。

 2007年から「うたごえ音楽隊」(梅山忠信代表)が2カ月ごとに市内で開いていたイベント。コロナ禍で中断していたが、「みんなで歌って笑って元気の輪を広げてほしい」と再開した。

 この日は、電子オルガンとギターの生演奏に合わせ、高齢者らが「線路は続くよどこまでも」「青い山脈」「あの素晴らしい愛をもう一度」などを合唱した。

 近くの小野昭次郎さん(77)は「高校を卒業して大阪で働いていた当時、よく喫茶店で友人らと歌っていた。とても懐かしく、再び歌えてうれしい」と話した。

 次回は3月5日午前10時から同カフェである。会費2千円(コーヒー付き)。申し込みは梅山代表(090.3079.2080)。 

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