【真岡】国道294号の4車線化に伴い新しくなった久下田2号歩道橋の利用がこのほど始まり、登下校で利用する久下田小児童が初めて歩いて完成を祝った。
同校の西側を走る国道に造られた新たな歩道橋は、長さ23.8メートル、幅1.5メートル。県は2022年度から約1億4千万円の事業費で架け替え工事を進めてきた。同校では児童約20人が毎日登下校で使う。
午後3時ごろ、下校中の1、2年生5人が集まり、県真岡土木事務所の関係者の案内でテープカットを行った。「渡り初め」として、児童はアルミ製の手すり部などピカピカの歩道橋をニコニコしながら歩いた。工事期間中は、近くのコンビニの方まで遠回りして登下校していた。
2年岩井太志朗(いわいたいしろう)君(8)は「歩く部分がカーペットみたいで柔らかい。近道だし、安全な歩道橋を渡れてうれしい」と喜んでいた。