洗剤不要の食器「洗わないお皿」に主婦歓喜!すすぐだけで油汚れもピカピカに

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わが家は食洗機をフル活用していますが、一度に洗える量には限りがあり、夜には4人分の食器でパンパンになることも…。

そんなとき、汚れがすすぎだけで落ち、水切りカゴに置くだけですぐ乾くという食器があることを知り、興味津々。さっそくズボラ主婦が試してみました!

洗剤要らずなので省エネや環境にも良く、洗い物の時短にもなると注目されているこの商品。いろんな料理の後の汚れがそれぞれ何秒で落ちるのか、計測してレポートします。

【meliordesign(メリオールデザイン)】プレートM/3,630円(税込)

わが家は食洗機ユーザーですが、食洗機に入れる前に、残った汚れを水や湯でざっと流す「予洗い」が必要なんですよね。

しかし「meliordesign(メリオールデザイン)」はその予洗いレベルで完結してしまうらしい…。

さっそく公式オンラインショップで「プレートM」を購入してみました。

「メリオールデザイン」は、すすぐだけで油汚れまで落ちる皿

スターターキットとして販売されている4枚セットが便利そうでしたが、今回はお試しなので単品で。すぐに丁寧な梱包で届きました。

メーカーの「DG TAKANO」は、優れた節水機能ノズルや、それを搭載した水栓を開発した会社です。

もともと食器でなく水のプロなんですね。このお皿の秘密もそこに隠されていそうです。

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】 他に深皿L、深皿M、ボウルSがある

深皿L、深皿M、プレートM、ボウルSの4種類があり(記事執筆時点)、公式サイトによると、今後は他にもいろいろな食器がラインナップに加わるようです。

一体どんな素材?表面素材からデザインまでチェックしてみた

さっそく箱から取り出してみました。

一見、何の変哲もない白皿です。表面には光沢があり、触ってみた感じもツルツルで、よくある他のお皿と違いません。

サイズは「直径19.5 × 高さ21mm」。メインのおかず用といったサイズ感で、カレーやパスタなどワンディッシュのメニューには深皿のほうが合いそうです。

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】陶器製で他のお皿と同じ感触

1カ所出っ張りが施されていますが、これはあくまでもデザイン。使用してみても特に違和感は残りませんでした。

ちなみに耐熱温度は100℃で電子レンジ対応、オーブンは不可です。

カレー、餃子、餅…すすぐだけの皿の実力を検証!

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】ワンディッシュメニューには少し小さめ

実際にいろんな料理を乗せては洗い、キッチンタイマーで時間を計測して実力を検証してみます。

まずはカレーライスで腕試しです。

ランチにレトルトの濃厚カレーを食べ、5分ほど経ってからすすぎ洗いしてみました。

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】カレー、冬の水道水で「15秒」でした

冬の冷たい水道水を勢いよくかけてみると、なんと15秒できれいになりました。

キッチンタイマー操作と写真撮影をしながらなので、実際はもう少し短かったかもしれません。

スポンジも不使用、本当に水だけでピカピカになったんです!

そして晩には焼き餃子を。餃子を焼いているうちに内側からも油がたっぷり出てきました。

同封のリーフレットにもある通り、ぬるま湯のほうが効果は高いため、今回はぬるま湯で実証。

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】餃子の油はぬるま湯だけで「10秒」

その結果、餃子のお皿の油汚れは10秒で落ちました。これはすごい!

別の日のトマトクリームのパスタは、お湯で10秒もかかりませんでした。

次は餅です。醤油をかけ、海苔を添えて磯辺焼き風に。餅は物理的なこびりつきがかなり手ごわいはず…。

ぬるま湯で50秒ほど流したところ、やはり表面に残ってしまいました。

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】餅はこの状態からスポンジで3秒

そこで洗剤なしのスポンジで軽く表面をなでたところ、「3秒」で落ちました。ここもポイント、力を入れずに「なでる」だけでいいんです!

【meliordesign(メリオールデザイン) プレートM】卵の黄身は15秒+10秒

そして食器洗いが意外に厄介なメニューが、卵。熱が加わると黄身が固形化するため、食洗機でも落ちないことが時々ありました。

というわけで、最後は目玉焼きで実験していきます。

結果的に、ぬるま湯15秒ではこれ以上落ちなさそうだったので、その後スポンジでくるくる10秒こすり落としました。

なでるだけでは落ちなかったので、黄身はやはり強敵でした。

ちなみになぜここまですぐ汚れが落ちるかというと「汚れと皿の間に水が入り込んで、汚れを浮かび上がらせるから」。

ナノテクノロジーで特殊な表面改質技術を施してあるそうです。

やはりポイントは水の力なんですね。

乾きやすさは他のお皿と変わらず?

ちなみに使い始めて数回は、洗った後に皿の表面に水が少し残る(つまむとわずかに滑りそうな)感覚が気になるかもしれません。

でもそのレベルはほんの少しで慣れれば問題ないほか、使っているうちに次第に消失します。

ちなみに乾きやすさについては、他のお皿とあまり変わらないかなという印象。使い込んでいるうちに変わってくるのかもしれません。

水で汚れが落ちる食器「メリオールデザイン」をレビューしました。確かにキャッチコピー通り「すすぐだけ」で、食器洗いの面倒な部分から解放される画期的な商品でした!

夫婦や家族はもちろん、一人暮らしにもおすすめです。ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

※価格はセールなどで変動する場合があります。
※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・種類数は変更となる場合があります。

(ハピママ*/ ユキッ先生)

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