兵庫県は8日、県内197の定点医療機関が1月29日~2月4日の1週間に報告した新型コロナウイルス感染者は2140人で、1医療機関当たり平均10.86人だったと発表した。前週比1.03倍とほぼ横ばいながら11週連続で増え、2週連続で2桁に上った。
政令・中核市の定点当たりでは、神戸市=8.73人▽姫路市=13.53人▽尼崎市=7.53人▽西宮市=5.36人▽明石市=11.09人。7日午前0時時点の入院患者は前週より10人多い666人、うち重症者は3人減って17人となった。
一方、県内のインフルエンザ感染者は1医療機関当たり平均25.99人で、前週比1.17倍となり、4週連続で増えた。姫路市(平均48.53人)や明石市(同32.55人)などは警報レベルの同30人を超えている。県内学校園の学級閉鎖などは前週比181件増の694件となった。(井川朋宏)