香川用水、第一次取水制限を開始/県が節水呼びかけ【香川】

四国の水がめ・早明浦ダムの貯水率が低下していることから、吉野川水系水利用連絡協議会は2月8日から、香川用水への供給量を減らす第一次取水制限を開始しました。
早明浦ダム周辺の1月の降雨量は例年の53・4%にとどまっていて、8日午前零時時点での貯水率は60・0%で、平年を20ポイント以上下回っています。
このため午前9時から香川用水への供給量を20%カットする第一次取水制限が始まりました。
香川県庁の正面玄関では県民に節水を呼び掛ける立て看板が設置されたほか、庁舎内およそ130カ所のトイレの洗面台の水圧を半分程度に抑える作業が行われました。
香川県で取水制限が行われるのは4年連続となります。

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