麻生副総裁「国会運営は綱渡り」 年度内の予算成立に危機感

 自民党の麻生太郎副総裁は8日の麻生派会合で、2024年度予算案の3月末までの成立に危機感を示した。派閥の政治資金パーティー裏金事件に触れ「難しい国会運営を強いられている。日程的にも綱渡りの状態だ」と述べた。「一番の優先事項は予算の早期成立で、これに勝る景気対策はない」とも語った。会合後、出席者が明らかにした。

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