「選考レースが終わったから穏やかに」五輪落選の伊藤美誠　世界卓球へ再スタート

来週、開幕する世界卓球の公開練習が行われ、パリオリンピック代表入りを逃した磐田市出身の伊藤美誠選手(23)が取材に応じ、新たな目標へ再スタートを切りました。

パリ五輪の代表候補発表後、初めて公の場に姿を見せた伊藤美誠選手。2月8日は別メニュー調整でしたが、世界選手権に向けての思いを語りました。

＜伊藤美誠選手＞
「(五輪選考)レースが終わったから、穏やかになっていて、新しいチームジャパンになるのかなと思います。世界選手権団体金という目標だと思いますし、わたし自身も出た試合全勝という目標があります」

オリンピック落選から気持ちを切り替えているようでした。

一方、パリ五輪代表候補に選ばれた静岡県沼津市生まれの平野美宇選手(23)は、同じく代表候補の張本美和選手(15)をパートナーに集中した練習をしていました。

＜パリ五輪代表候補平野美宇選手＞
「パリに向けてどれくらい自分ができるかという楽しみな大会でもあるので、新しい気持ちで思い切って臨めるんじゃないかな思います」

世界卓球団体戦は、決勝トーナメントでベスト8に入ったチームにパリ五輪団体戦の出場枠が与えられます。