買ってはいけない『犬用品』5選 実は危険な選び方とは?愛犬に合ったものを買うのが重要

犬用品は愛犬に合ったものを選ばないと危険性も…!

犬用品にはベッドやケージ、食器皿、首輪やリードなど、さまざまな種類の商品があります。どの商品を選ぶべきか迷ってしまう飼い主さんも多いでしょう。

中には「なるべく費用を抑えたい」という気持ちから、つい価格ばかりを見て商品を選んでしまう人もいるかもしれません。

しかし、犬用品は愛犬に合ったものを選ばなければ、使い勝手が悪かったり愛犬の健康を損ねてしまったり、最悪の場合には事故や怪我に発展する危険性もあります。

犬用品を選ぶ際は価格やデザインだけでなく耐久性や愛犬が使いやすいかどうかなど、機能性やサイズを重視して選んでください。

選び方に注意!買ってはいけない『犬用品』5選

犬用品を買う際は愛犬が使いやすいのか、または愛犬に合っているのかなどを重視して選ぶことが大切です。ここでは、選ぶべきではない犬用品を5つご紹介します。

1.愛犬に合わないサイズの首輪

愛犬の首に合わないサイズの首輪はキツく首を絞めつけてしまったり、散歩中に首から抜けてしまったりする恐れがあります。

首が絞まってしまうと窒息やストレスの原因になりますし、首から抜けてしまうと脱走や事故の原因となるので、必ず愛犬の首のサイズに合った首輪を選ぶべきです。

また、首輪の太さにも注目しましょう。首輪が細すぎると、簡単にちぎれてしまったり壊れてしまう恐れがあります。こちらも事故や脱走に繋がりかねないので丈夫な首輪を選んでください。

2.口にすっぽり入る大きさのおもちゃ

愛犬の口にすっぽり入ってしまう大きさのおもちゃは、歯に突き刺さっておもちゃが抜けなくなったり、誤って飲み込んでしまい窒息につながる危険性があります。

おもちゃを選ぶときは愛犬が安全に遊べるように、口の大きさと比較した上で誤飲や窒息の危険性がないかチェックしましょう。

3.耐久性の低いおもちゃ

耐久性の低いおもちゃは、犬の強すぎる咬合力によって簡単に壊されてしまいます。布やプラスチック製品は、壊した破片を飲み込んでしまう恐れがあるので危険です。

布は飲み込んでしまうと窒息する危険性がありますし、プラスチック製品のかけらは口内や食道を傷つけてしまう恐れがあります。

また、レジ袋やペットボトルをおもちゃとして渡す飼い主さんもいますが、こちらも同様に誤飲してしまうと危険なので、目を離さないようにしてください。

4.体のサイズに合わないベッド

犬用ベッドをお気に入りの寝床として使っているわんこは多いですよね。しかし、体のサイズに合わないベッドでは、体が痛くなったり安眠を妨げてしまいます。

犬にとって寝心地の良いベッドとは、余裕で寝返りをうてて大きすぎないベッドです。この2点を参考に、愛犬にとってちょうど良いサイズのベッドを探してあげましょう。

5.体に対して小さなケージやサークル

普段、寝る時や休む時に使用しているケージやサークルも、愛犬の体の大きさに合わせてサイズを選ぶべきです。あまりにも小さく狭いケージやサークルでは、閉塞感からストレスを感じてしまいます。

小型犬用、中型犬用、大型犬用とケージのパッケージなどに記載があるものも多いので、愛犬の体の大きさや使用方法(ケージ内にベッドだけを置く、ベッドとトイレを置くなど)を考慮して選びましょう。

まとめ

いかがでしたか。犬用品を「なんとなく」で選んでしまうと、思わぬ事故や怪我あるいは愛犬へのストレスにつながる恐れがあります。購入の際は、愛犬にとって使い心地が良いか安全面は十分かどうかをチェックして選びましょう。

(獣医師監修:寺脇寛子)

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