買い物客に春の花プレゼント 大分市で10日から「フラワーウオーク」【大分県】

「花を手に明るい気分で街を歩いてください」と呼びかける(左から)菊谷晴美社長、児玉憲明企画委員長、松本淳也社長

 【大分】大分市中心部を回遊するイベント「フラワーウオーク」が10日、始まる。参加47店舗で千円以上の買い物や飲食をした人にガーベラやカーネーション、バラなど春の花を贈る。商品券などが当たる抽選も楽しめる。18日まで。

 市中心部の商業者でつくる大分都心まちづくり委員会が昨年に続き開催。JR大分シティの松本淳也社長は「花を手に大分駅から商店街を歩いてほしい」。

 飲食や小売など参加店で千円以上の支払いをして引換券を受け取ると、6カ所の生花店で花1輪と交換(午後1時以降)。複数店を巡れば花束になる。スマートフォンを使った抽選もある。

 期間中は約3500本の花を用意。大分園芸花市場の菊谷晴美社長は「バレンタインデーは世界で一番、花が贈られる日。気軽に花を楽しむ習慣が大分にも根付いてほしい」と願う。

 ガレリア竹町ドーム広場には花のオブジェ、県産ホオズキのタワーを設置。同委員会の児玉憲明企画委員長は「花を通じ、人と街、人と人をつなぎたい」と話している。

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