“地味にすごい”物産フェア 水ようかんやさば寿司など福井の特産品、春日部で販売 12日まで

銘菓や恐竜コンテンツを紹介する物産フェア

 3月に北陸新幹線延伸により本県からのアクセスが向上する福井県の魅力をPRしようと、12日まで、埼玉県春日部市下柳の「イオンモール春日部風の広場」で物産フェアが開かれている。

 3月16日、北陸新幹線金沢―福井、敦賀間が開業。大宮―福井間は最速2時間28分で結ばれる。福井県は同新幹線の玄関口大宮を中心に北関東地域に同県の魅力を発信する「つながる福井キャンペーン」を実施している。

 福井県東京事務所の湯川直副所長は、県のキャッチフレーズ「地味にすごい、福井」に触れ、メガネの産地として名高い鯖江や観光スポット東尋坊、県立恐竜博物館などを紹介。「(埼玉と)移動距離が短くなることで、心理的な距離が近くなれば」と期待を寄せた。

 キャンペーンでは水ようかんやさば寿司など福井の特産品約200点を販売。アンテナショップの大村珠実さんは「福井の魅力がたくさん詰まった物産展、ぜひお越しください」と呼びかけた。県内では3月12~24日、大宮駅東口近く「まるまるひがしにほん」でもキャンペーンを開催する。

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