家族や大切な人の居場所をお守りのGPSで確認 北綜警×真岡・大前神社 「あんしん御守」販売

GPSで位置情報が分かる「あんしん御守」

 北関東綜合警備保障(宇都宮市不動前1丁目、青木靖典(あおきやすのり)社長)は8日までに、衛星利用測位システム(GPS)を活用したサービス「あんしん御守(みまもり)」を発売した。大前(おおさき)神社(真岡市東郷)のお守り袋に同社が用意するGPS端末を収納、あるいはGPS端末にお守りシールを貼って、家族や大切な人の居場所確認に役立ててもらう。

 災害発生や迷子、徘徊(はいかい)といった緊急時や日頃の位置情報を確認できるサービスで、祖父母にプレゼントしたり、子どもの入学祝いに贈ったりと、家族内での活用を想定している。

 サービスは同神社で申し込む。同神社で専用のお守り袋またはシール(各千円)を購入する、または同神社で祈祷(きとう)(有料)を受けるとお守り袋かシールを無料でもらえ、GPSは後日、郵送される。

 利用料は、祈祷を受けた人が月額1800円、その他は2千円。契約時に初期登録費用5千円が必要。

 (問)北関東綜合警備保障028.639.0301。

© 株式会社下野新聞社