きょう9日(金)の午後も広い範囲で穏やかな天気が続きそうだ。3連休初日となるあす10日(土)も太平洋側では晴れる所が多いが、北陸や北日本の天気は下り坂に向かう見込み。午後を中心に雨や雪の範囲が広がりそうだ。また、3連休中日となる11日(日)は太平洋側でも、やや不安定な天気となる見通し。
午後も晴れる所多い
午前11時現在、沖縄では雨が降っており、北日本の日本海側や関東の一部で雨雲や雪雲がかかっているが、その他は晴れている所が多くなっている。午後も雨や雪が降るのは局地的で、日本海側も含めて晴れ間や日差しがありそうだ。気温は平年並みか高めで、関東から西を中心に昼間は日差しにぬくもりを感じられそうだ。
土曜日は北陸や北日本で天気崩れる
あす10日(土)も晴れる所が多いが、低気圧が北日本を通過する見込み。この影響で、北陸や北日本の天気はゆっくり下り坂に向かう。早い所では午前中から雨や雪となり、午後はその範囲が広がりそうだ。被災地は気温が高めなので雨が主体となるが、地震で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害などに注意が必要となる。
3連休は気温上昇
3連休中日の11日(日・祝)は太平洋側でも所々でにわか雨があるが、12日(月・休)は再び晴れる所が多くなりそうだ。気温は各地とも上がる傾向で、特に連休最終日は広い範囲で3月並みの暖かさとなる見通し。春を思わせる陽気となるが、花粉が飛びやすくなるため、花粉症の方は対策をしておきたい。また、多雪地では、なだれや落雪などに注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)