松山英樹は2度のチップイン スタート遅れで11ホールを持ち越す

序盤で2つのチップインを決めた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇WMフェニックスオープン 初日(8日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

松山英樹は7ホールを終えて1アンダー暫定18位で初日を終えた。ティオフ予定1分前の午後0時32分に降雨中断のサイレンが鳴ってスタートできず、同2時過ぎに練習場オープンのアナウンスが出たが、コース内やグリーン上は水が浮いている状態。競技再開は午後4時6分で、3時間半遅れのスタートとなった。

降雨中断でスタートが3時間半遅れた(撮影/田辺安啓(JJ))

出だしの1番でグリーンを外したが、35フィートのアプローチをワンクッション入れて、強めにピンに当たってのチップインバーディ。2番はティショットを大きく右に曲げて打ち直し、ダブルボギーとしたが、3番(パー5)で再び見せ場を作る。フェアウェイからの2オン狙いはグリーン奥にこぼしたが、10yd弱のアプローチを放り込んでイーグルを奪取。3ホールで2度のチップインに思わず笑みをこぼし、同組のスコッティ・シェフラーも足を止めて驚いた表情を見せた。

5番では11mのロングパットをねじ込んでバーディとし、2アンダー7位グループへ。日没が迫る中、7番(パー3)はグリーン奥から約20ydのアプローチを今度は寄せきれず、2パットのボギー。グリーンに向かう途中でサイレンが鳴ったものの、同ホールをフィニッシュして、1アンダーで長い1日を終えた。

7ホール終えるのが精いっぱい(撮影/田辺安啓(JJ))

松山は翌朝7時30分から首位との5打差を追い、第1ラウンド残り11ホールと第2ラウンドをプレーする。

6番では11mのロングパットをねじ込んだ(撮影/田辺安啓(JJ))
アリゾナらしからぬ冷え込みも(撮影/田辺安啓(JJ))

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