「敦」と「賀」手に出走! 3月、北陸新幹線延伸の福井県敦賀市 さいたまでキャラバン 海産物PRも

北陸新幹線敦賀開業に合わせて魅力をPRした福井県敦賀市のキャラバン隊=8日午後、さいたま市北区の埼玉新聞社

 北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に向け認知度向上を図ろうと、福井県敦賀市のキャラバン隊が8日、埼玉県さいたま市北区の埼玉新聞社を訪れた。

 訪問は首都圏対象「つるが」プロモーション事業の一環。3月16日の延伸に合わせ、埼玉、長野の両県民をターゲットに、イベント参加やPR告知を実施している。

 埼玉では、今月12日開催の「さいたまマラソン」にブース出展。切符のデザインをあしらった敦賀名産の昆布などを配布する。また敦賀から市民ランナーがフルマラソンに出走。黄色のシャツに加え、「敦」「賀」の文字がプリントされた手袋をつけて交流を深める。

 敦賀市観光部の織田一宏部長は「敦賀の魅力は、人との触れ合い。『敦賀にまた帰ってきたよ!』と言っていただけるよう、最大限のおもてなしをしたい」とコメント。敦賀観光協会の池田裕太郎会長は「敦賀の水はとてもおいしく、海産物や名産品にもおいしさが詰まっている。人と人とのつながりを大切に、皆さまのお越しをお待ちしています」とPRした。

© 株式会社埼玉新聞社