【能登半島地震】「いち早く救ってあげたい」倒壊家屋から救助も…困難極めた活動、機動隊員語る=静岡県警

能登半島地震で被災地に派遣され救助活動にあたった静岡県警の機動隊員が2月8日、取材に応じ現地の実情や当時の想いを語りました。

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県警では元日に発生した能登半島地震で2月8日までに活動中を含め231人の警察官を石川県珠洲市や輪島市などに派遣しています。

発災当日から現地で活動した2人が取材に応じ、倒壊した家屋から高齢者3人を救出した経験を語りました。

救出した3人は全員、その後死亡が確認されたということです。

<県警機動隊 佐藤邦洋警部補>
「(倒壊する家屋を前には)何とも言えないというか、その方たちの家族を思ってしまうこともありました。ただ、いち早く要救助者を救ってあげたいという思いでやっておりました。」

現場では水や燃料などが不足していたため、2人は生活必需品の備えの大切さを訴えました。

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