食べ物の魅力で広島に旅行する人を増やそうと、広島の食材を使った特別なメニューが、東京のレストランで期間限定で提供されています。
比婆牛に広島サーモン。
これは広島県による取り組みで県内に店を開いている日本トップクラスのシェフ2人が広島の食材を使って考案した特別なコースを堪能できるというものです。
有楽町のレストランで開かれたオープニングセレモニーには、2人のシェフのうち、フランス料理の中土征爾さん、また食材を提供するベビーリーフ農家の山田誠さんが参加しました。
山田さんは国内100軒のレストランと契約しているという北広島町の生産者です。ゲストの三代目 J SOUL BROTHERS・山下健二郎さんが春菊を味見しました。
山下健二郎さん
「この小ささで、味が濃くて、ぼくがびっくりしたのが根までおいしいんですね」
広島県農林水産局販売・連携推進課 伊藤美佐 課長
「食も様々ありますので、知られていないものも知ってほしい」
この日は首都圏のメディアを通じて、広島の食の魅力を訴えました。来月には今回のメニューを考案したシェフのレストランをコースに組み入れた広島の食文化に触れるツアーも設定されています。