【2024ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】カロルGに<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>授与へ

歴史に残るアルバム、記念すべきスタジアム・ツアー、【ロラパルーザ】のヘッドライナー、初の【グラミー賞】受賞など、キャリアを決定づけた1年を経て、カロルGが米ビルボードの2024年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に選ばれた。

現地時間2024年3月6日に米ロサンゼルス郊外にあるYouTubeシアター・アット・ハリウッド・パークで開催され、3月7日にストリーミング配信される【2024 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】で<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として表彰されるコロンビアのヒットメーカーである彼女は、特別パフォーマンスもステージで披露する。

受賞歴のある俳優でプロデューサーのトレイシー・エリス・ロスが司会を務めるこの年次イベントは、音楽界の新星や人気アーティスト、クリエイター、会社幹部の業界やコミュニティーへの貢献を称えるものだ。米ビルボードの編集ディレクター、ハンナ・カープは、「カロルGは、その絶大な才能によって、世界中の女性たちに力を与える歌詞と自信を鼓舞するムーブメントを巻き起こしました。彼女の画期的なアルバム“Mañana Será Bonito”のリリースは、彼女が英語とスペイン語の両チャートで侮れない存在であることを証明しました。私たちは、<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として彼女を表彰できることをとても嬉しく思っています」とコメントしている。

ここ数年でカロルGはラテン音楽界を牽引する存在となった。2021年に画期的なアルバム『KG0516』をリリースしてから2年後、カロルは『Mañana Será Bonito』によって、スペイン語アルバムで米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のトップに立った初の女性アーティストとなった。続くアルバム『Mañana Será Bonito (Bichota Season)』は、Billboard 200で初登場3位を記録し、2月4日に『Mañana Será Bonito』が<最優秀ムジカ・ウルバナ・アルバム>部門で受賞したことで自身初の【グラミー賞】受賞を果たした。

昨年夏、カロルは自身のBichota Recordsを立ち上げ、インタースコープと配給契約を結んだ。さらに、家庭の大黒柱である女性、危険な状態にある若者、慢性疾患や身体障害に直面している子ども、10代での妊娠に直面した者、自由を奪われた女性や刑罰後の女性、低所得の女性を支援するというカロルの社会的活動と使命を継続するためにCon Cora Foundation(コン・コーラ基金)を設立した。

過去の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞者には、シザ、オリヴィア・ロドリゴ、カーディ・B、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、セレーナ・ゴメス、マドンナ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトらがいる。

【2024 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】では、カイリー・ミノーグに<アイコン賞>、マレン・モリスに<ヴィジョナリー賞>、アイス・スパイスに<ヒットメイカー賞>、チャーリーXCXに<パワーハウス賞>、ヤング・ミコにアメリカン・エキスプレス提供の<インパクト賞>、ヴィクトリア・モネにホンダ提供の<ライジング・スター賞>、NewJeansに<グループ・オブ・ザ・イヤー賞>、テムズに<ブレークスルー賞>、そしてルイサ・ソンザに米ビルボードによる新しい賞の一つである<グローバル・フォース賞>が授与されることがすでに発表されている。

【2024 ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】のチケットは一般発売される。価格は89ドル~279ドル(約13,000円~41,000円)となっている。授賞式の配信は3月7日午後5時PT/午後8時ETに特設サイトで開始され、詳細は近日中に発表される。

© 株式会社阪神コンテンツリンク