「世界バラ会議」関連も 福山市が新年度予算案を発表 過去2番目の規模

福山市は2025年に迎える「世界バラ会議」の総仕上げとなる事業などを盛り込んだ、新年度の当初予算案を発表しました。

福山市 枝広直幹 市長
「未来への投資を怠りなく行う、そんな意味から“未来展望予算”。(バラ会議への)よい滑り出しを4月1日に迎えたい」

福山市の新年度の当初予算案は、一般会計が1901億9000万円で、過去2番目に大きな額ということです。

内訳は来年5月に開催される「世界バラ会議福山大会」の関連経費として総額7億780万円を計上。▽関連イベント「ローズエキスポ」の事前行事の実施や▽7月から始まる大会参加者の登録受け付けの体制を整えます。

また、今年度から実施中のばら公園などでのリニューアル工事が来月におおむね完了した後で、植えたバラが定着できるよう▽バラの専門家が市職員らに実技を交えて育て方を指導することも計画しています。▽市内のバラ花壇を楽しめるツアーもつくり、秋ごろには試験的な実施を目指す予算案も計上しています。

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