こんにちは、フォトグラファーの吉田パンダです。いつもニコニコ、前回の脳しんとうからはすっかり回復した黒犬スキッパーキ、スキが今どこにいるかというと、、。
こちらです。
はい、買ってしまいました新しいライカM11-P!、、、と言いたいところですが、さにあらず。普段仕事で使っているカメラが突然故障したので、入院手続きのためにパリのライカストアに立ち寄りました(涙)。
「まあ、そういうこともあるだろ。オレのおやつ、鳥ササミ食べるか?」
いや、大丈夫っす。
しかも修理にはカメラがドイツ本国に送られて3ヶ月近くかかるというのですから、やはりサブカメラは必須ですね、、。
さて、気を取り直してタイトル回収。探しているジュエリーがあって、オペラ座近くのティファニーに立ち寄りました。
「あれですか?黒犬の首にかけるシルバーのネックレスですか?」 そういえば、ベルギー原産のスキッパーキはその昔、飼い主たちが装飾的なシルバーのネックレスを愛犬の首にかけるのが常だったとどこかに書いてありました。ティファニーでオーダーできたらいいねえ。
壁にはオードリー・ヘプバーンやニューヨークのティファニー本店の写真が。映画のシナリオや設定はさておき、いつ見てもヘプバーンは永遠に輝いています。
犬の入店も大歓迎の、アットホームなティファニー店内。「ちょっと触っていい?」と次々に店員さんたちが来てくれます。黒犬モテモテだな!あやかりたい←オイ。
「名前入りネックレス、よろしく(小声)!」
探していたものは「プランタン(デパート)の方にあります」ということで、ヤドカリスキとそのまま移動。こちらの店員さんも皆感じが良くて、人間にはコーヒー、スキには水をいただきました。ちなみに店内で一際目立つ天然石の壁紙写真は、アマゾナイトだそうです。ティファニーブルーは幸せを呼ぶ鳥と言われるコマドリの卵の色が由来とされていますが、アマゾナイトもティファニーブルーそのものでした。
さて、めずらしくパリの高級ブランドに立ち寄ったあとは、オペラ界隈を散歩しましょう。イギリスのエドワード7世の騎馬像がある広場からほど近いところに、楽しいパブリックアートがあります。
建物にオレンジのライン。
これらのオレンジライン、ちょっと離れて見ると、、
ひとつのラインが浮かび上がってきます。スイス生まれのアーティスト、フェリチェ・ヴァリーニの作品。
こちらは青いライン。これも離れると、、
こう、、って、あとで見たら、線が繋がってませんでした!す、すみません(土下座)。
日常の見慣れた風景に“異界”を出現させるフェリチェ・ヴァリーニの作品、ぜひ公式サイトも参照してみてください。黒犬パリ散歩でした。次回もどうぞお楽しみに。
FELICE VARINI