京都府亀岡市の「川の駅」が使用料6万5千円超を過大徴収 料金体系を勘違い

亀岡市役所

 京都府亀岡市は9日、同市の川の駅・亀岡水辺公園の使用料を、市民1人から計6万5900円を過大に徴収するミスがあったと発表した。指定管理者の保津川遊船企業組合(同市)が料金体系を勘違いしていたのが原因で、対象者に謝罪して返金するという。

 同公園では、展示室を営利目的で使用した場合、同市民は3時間1500円、市民以外は同2千円を徴収している。だが、同組合の担当者が市民も2千円と誤認し、2022年4月~24年2月の計249回分で多く徴収した。

 今年1月に実績報告を見た市商工観光課の職員が違和感を持ち、同組合に問い合わせて判明した。同課は「従業員と客が確認できる料金一覧表を作成するなどして、再発防止を図る」としている。

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