Jリーグにおける「オリジナル10」ではないものの、その後数多くのタイトルを獲得する黄金期を迎えたジュビロ磐田。
今回はその歴史の中から「最強の外国人選手」を5名選んでみた。「最高の」ではないところは注意してほしい。
ドゥンガ
生年月日:1963年10月31日
ジュビロ磐田在籍:1995~1998
1995年にシュトゥットガルトからジュビロ磐田に加入したブラジル代表のキャプテン。圧倒的なリーダーシップでチームに勝者のメンタリティを注入し、数多くの選手に大きな影響を与えた。
インテルナシオナウで現役を引退してからもジュビロ磐田のアドバイザーを務めるなど、クラブとの関係も非常に深かった。1997年はボランチでありながらJリーグMVPとベストイレブンをダブル受賞している。
サルヴァトーレ・スキラッチ
生年月日:1964年12月1日
ジュビロ磐田在籍:1994~1997
インテルから1994年にジュビロ磐田へと加入したイタリア代表ストライカー。来日初年度から目覚ましい活躍を見せ、1年目は18試合で9ゴール、2年目は34試合で31ゴールを奪取するなど高い得点率を誇った。
それにもかかわらず福田正博に上回られたために得点王のタイトルは逃しており、トロフィーには恵まれなかったものの、Jリーグ黎明期のスペシャルな外国人選手として今も語り継がれている。
ヘラルト・ファネンブルク
生年月日:1964年3月5日
ジュビロ磐田在籍:1993~1996
ハンス・オフト監督に誘われて日本へとやってきたオランダ代表ミッドフィルダー。アヤックスとPSVアイントホーフェンでプレーし、国際試合でも42試合に出場した実績を持っていた。
当時JFLに所属していた磐田に加入してから4シーズンを日本で過ごし、中盤や最終ラインの様々なポジションでプレー。攻守に渡って大きな貢献をし、Jリーグ通算86試合に出場して14ゴールを決めた。
クシシュトフ・カミンスキー
生年月日:1990年11月26日
ジュビロ磐田在籍:2015~2019
ジュビロ磐田の外国人ゴールキーパーといえばヴァンズワムかカミンスキー。どちらもJリーグベストイレブンの経験を持っており甲乙はつけがたいが、後者のインパクトはかなり大きかった。
毎試合のように素晴らしいセーブを見せて「神」と呼ばれ、ポーランドのGKのレベルの高さを証明。しかも彼のようなレベルの選手がフル代表の経験を一切持っていないということも驚きを与えた。
ジェイ・ボスロイド
生年月日: 1982年5月7日
ジュビロ磐田在籍:2015~2016
グラウやアダイウトン、ジウシーニョ、アジウソン、イ・グノなどとも迷ったが、最後はイングランド代表経験を持っていた長身ストライカーのジェイ・ボスロイドを選んだ。
2015年にムアントン・ユナイテッドからジュビロ磐田へとやってきて、初年度でJ2得点王に輝き昇格に貢献。さらに2年目もJ1で22試合に出場して14ゴールを決めた。