子どもの多様な性 寄り添う 宮崎市で団体設立

県庁を訪れ、支援団体「ジェンダー・ダイバーシティ課」の設立について説明する黒木瑞季さん(中央)ら=9日午前、県庁

 子どもたちの多様な性の悩みに寄り添える環境づくりにつなげようと、性同一性障害当事者の黒木瑞季さん(44)=宮崎市=らが支援団体「ジェンダー・ダイバーシティ課」を立ち上げた。今後、児童生徒や教職員らに特化した相談窓口を設け、啓発にも取り組む。黒木さんは「ありのままの自分で安心して暮らせる宮崎にしたい」としている。

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