走行中のJR山陽線の列車内で、バッグに仕込んだスマートフォンを、女性のスカートの下に置いて盗撮の準備をしたとして、広島市職員の男が逮捕されました。
広島県迷惑防止条例違反(盗撮準備行為)の疑いで逮捕されたのは、廿日市市住吉2丁目に住む広島市職員の男(38)です。
警察によりますと、2月8日の午前8時ごろ、JR西広島駅から広島駅までの間を走行中の山陽線の電車の中で、16歳の女性のスカートの下付近に、バッグに仕込んだスマートフォンを置いて、撮影しようとした疑いがもたれています。
バッグに気付いた被害者の女性が駅員に伝え、駅員からの通報で、警察が捜査していました。
2人に面識はなく、男は調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、スマートフォンなどに残された画像や動画を確認するなどして、余罪についても調べを進めています。
男は、広島市東区厚生部に勤務していたことから、東区長は、職員の逮捕について、「誠に遺憾に思います。このことは、市民の信用を著しく失墜させるものであり、市民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメント。し、今後速やかに事実関係を確認し、厳正に対処するとしています。