新型コロナが5類に移行するも売り場面積縮小で… 県内のデパートの2023年売り上げは前年同水準 広島

広島県内にあるデパート全体の去年の売り上げ額は、新型コロナが5類に移行したものの、一部店舗の売り場面積が縮小されたため、前の年と同じ水準にとどまりました。

中国四国百貨店協会のまとめによりますと、去年1月からの1年間の県内のデパート全体の売り上げ額は前の年と比べて100.1パーセントのおよそ914億円でした。

新型コロナ5類移行により、衣料品が2パーセントほど増加しました。

一方、去年8月、そごう新館が営業終了。

同じ頃、福屋広島駅前店も店が入っているエールエールA館に広島市立中央図書館などが移転することに備え、6階から9階の営業を終了しました。

協会によりますと、8月までの売り上げは、前年を上回るペースで推移していましたが、9月以降は減少していて、「一部店舗の売り場縮小で、年間では前の年と同じ水準に留まった」とみています。

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