鹿沼で「おひな様めぐり」開幕 華やかつるしやひな人形、37カ所に 3月3日まで

屋台のまち中央公園内慶雲郷内に飾られている古布を使ったひな

 【鹿沼】市内各地にひな人形を展示する「おひな様めぐり」が10日、始まった。公共施設や個人宅など計37カ所で華やかな飾り付けを公開している。3月3日まで。

 市観光協会が主催。段飾りやつるしびな、木製・陶製のひな人形など、多種多様なひな飾りを楽しめる。

 仲町の「まちの駅 新・鹿沼宿」には4基の7段飾りのほか、下田町1丁目、手芸講師佐々木満枝(ささきみつえ)さん(75)が手がけた千羽鶴のひな飾りを展示。佐々木さんは「今までの生徒たちの作品も飾ったので見に来てほしい」と話した。

 他にも銀座1丁目の屋台のまち中央公園内「慶雲郷」には古布を使ったひなの数々、市役所には7段飾り3基、市川上澄生(かわかみすみお)美術館には澄生によるひな人形の木版画を展示している。

 開催場所や見学日時などの詳細は同協会ホームページで確認できるほか、市役所などでチラシをもらえる。(問)同協会0289.60.6070。

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