高校入試、埼玉公立の全日制は1.13倍 普通科の最高倍率は市立浦和1.82倍、続いて川口市立スポーツ科学コース1.61倍、川口北と川越が1.52倍 専門学科は大宮の理数科2.55倍

県公立高校入試、志願者数を発表 全日制は1.13倍

 埼玉県教育局は9日、2024年度の県公立高校の入学志願者数を発表した。転編入学者らを除き、全日制は131校の入学許可候補予定者数3万5130人に対し、3万9587人が志願。倍率は1.13倍だった。定時制は24校の2060人に対して1206人が志願。倍率は0.59倍だった。

 同局高校教育指導課によると、全日制の普通科は2万6007人の入学許可候補予定者数に対し、3万226人(倍率1.16倍)が志願。専門学科は7378人に対して7605人(同1.03倍)、総合学科は1745人に対して1756人(同1.01倍)が志願した。

 全日制普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和で1.82倍。川口市立のスポーツ科学コースが1.61倍、川口北と川越が1.52倍と続いた。専門学科では大宮の理数科が2.55倍で最も高かった。倍率が1.00倍を下回り定員割れになった高校は、普通科が28校(28普通科、1コース)、専門学科が28校38学科、総合学科が5校。

 志願先の変更受け付けは2月14、15日。21日に学力試験を行い、22日に一部の学校で実技試験や面接を行う。合格発表は3月1日。

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