鹿沼市長選、松井県議が立候補へ 「ふるさとに恩返ししたい」

松井正一氏

 6月2日告示、9日投開票の鹿沼市長選で、立憲民主党県連副代表で同市選挙区選出県議の松井正一(まついしょういち)氏(58)=同市上殿町=が10日、下野新聞社の取材に「市長として、ふるさと鹿沼に恩返ししたい」と述べ、無所属で立候補する意向を明らかにした。近く後援会に説明し、記者会見を開いて正式表明する。立候補に当たり、立憲民主党を離党する意思も示した。

 松井氏は「市民が主役で、市のポテンシャルを生かした未来につながる政治を目指す」と語り、子育て・教育施策の充実や産業振興などに取り組む考えを示した。

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