春の四重奏待ってて 朝日・舟川べりで桜並木手入れ

枯れた枝などを切る会員

 富山県朝日町舟川新の住民でつくる舟川新清流会(藤田幸栄会長)は10日、舟川べりで桜並木の手入れをした。

 会員7人が柄の長いのこぎりやチェーンソーで、折れたり枯れたりした枝や、花が咲かない「天狗巣(てんぐす)病」の枝を切り落とした。病害虫を防ぐ薬剤の散布も行った。

 舟川の両岸約1200メートルにはソメイヨシノが約280本植えられ、近くのチューリップ畑などと織りなす景観は「春の四重奏」として知られる。同会は桜並木の維持管理に取り組み、草刈りや枝打ちを行っている。

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