「最後はギリギリだった」劇的な逆転勝利のトッテナム、ポステコグルー監督は勝利に満足も「本当に残念だった」と前半に不満

トッテナムを率いるポステコグルー監督[写真:Getty Images]

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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10日、プレミアリーグ第24節でトッテナムはホームにブライトンを迎えた。

アジアカップを戦い終えた韓国代表FWソン・フンミンもベンチ入りした試合。ブライトンの日本代表MF三笘薫も先発した試合では、アウェイのブライトンが良い入りを見せる。

ロベルト・デ・ゼルビ監督が不在となったブライトンだったが、前半のうちにPKで先制。トッテナムは苦しい戦いを強いられることとなったが、後半早々にパプ・マタル・サールのゴールで追いつく。

その後は互いに勝ち越しを目指した中でゴールが生まれなかったが、96分にソン・フンミンが左サイドからクロス。これをブレナン・ジョンソンがしっかりと蹴り込み、土壇場で逆転したトッテナムが勝ち点3を獲得した。

試合後、ポステコグルー監督が激闘を振り返り、最後まで諦めない姿勢を評価。ただ、試合中のパフォーマンスについて、特に前半は課題だらけだったとした。

「選手たちは試合中であろうと、結果を得ようとしているかに関係なく、物事に対処するためにシーズンを通して人格を示してきた。それが今日もそこにあった。最後まで彼らを追い込み、我々がプッシュし続ければ良い結果が得られると本当に信じている」

「今日は楽しめないことがたくさんあった。前半は本当に調子が良くなかった。それは、ブライトンがとても良いチームであり、とても規律を持ってよく指導されているのに対し、我々は真の規律を欠き、ボールの有無に関わらず自由にしていたということだ。本当に残念だった」

「後半の方が良かった。良い半のを見せた。もちろん、試合を追いかけている時は、常にカウンターを受けやすいが、ほとんどのシーンは問題なく対処できたし、追いつけると思えていた」

「おそらく、最後はギリギリだったと思う。勝ち点を獲得するのに値したが、課題はたくさんあった」

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