【共同通信杯/馬場傾向】ジャンタルマンタル、エコロヴァルツに意外な死角あり 上がり33秒台決着濃厚

第58回共同通信杯(GIII、芝1800m)が行われる東京競馬場は第9R・初音Sが終了し、勝ち時計1分45秒5(コンクシュル)の好時計で決した。

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■高速馬場で上がりは33秒台決着濃厚

11日午前にJRAより発表された東京芝のクッション値は「9.7/標準」、芝の含水率はゴール前13.5%、4コーナー16.5%。

府中はイン有利の傾向、先行馬の好走が目立つ。日曜は14時現在で上記以外5R(3歳未勝利・芝1800m)、6R(4歳以上1勝クラス・芝2400m)、8R(4歳以上2勝クラス・芝1600m)の3鞍が行われており、それぞれ勝ち馬の上がりは34秒1、33秒8、33秒4と速い上がりを求められる高速馬場となっている。

昨日行われたクイーンCも勝ち馬クイーンズウォークが1分33秒1、上がりは33秒4で33秒台決着が濃厚だ。

今年の出走馬は意外にもこれまでジャンタルマンタル、エコロヴァルツはこれまで上がり33秒台を使ったことはなく、高速馬場に対応できない可能性も懸念される。これまで上がり33秒台を使ったことのある馬はベラジオボンドフォスターボンドミスタージーティージャスティンミラノエンヤラヴフェイスが該当しており、今の馬場に適性を見出しているので大駆けも注意したい。

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(SPREAD編集部)

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