「逆だった」前園真聖が森保監督の采配を問題視! イラン戦の2戦連続“同じ交代”に「流れとか状況に関係なく...」【アジア杯】

元日本代表MFの前園真聖氏が2月11日、フジテレビ系列のワイドナショーに出演。日本代表の森保一監督の采配について語った。

開催国カタールの2連覇で幕を閉じたアジアカップで、森保ジャパンは準々決勝でイランと対戦。28分に守田英正のゴールで先制したものの、55分と90+6分に失点して逆転負けを喫した。

この一戦を前園氏は、前半は日本のペースだったものの、後半はほとんどの時間帯でイランに主導権を握られ、「負けるべくして負けていった」と総括する。

試合のポイントとして、森保監督が行なった選手交代に注目。ロングボール主体で攻め込んできたイランに対して劣勢を強いられたため、守備陣のテコ入れをすべきだったと振り返る。

「前の選手を先に交代した。攻撃が上手くいかなかったからというのもあると思うけど、それ以前に、ディフェンスで跳ね返して繋げなかった。そこの選手を代えると、前の選手にもしっかりとボールが来るから、僕は逆だったと思っている」

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さらに、67分の三笘薫と南野拓実の投入に着目。ラウンド16のバーレーン戦(3-1)に続き、同じ時間に同じ選手がピッチに送り込まれた。

「同じ形の交代。ある程度、決め打ちしていると思う。流れとか状況に関係なく、この2人を入れると攻撃が変わるというのが監督のなかにあって。でも、この試合に関しては、そこじゃなかった」

具体的には、24分にイエローカードを提示され、退場のリスクがあったため積極的な守備が難しかった板倉滉を交代すべきだったと主張した。

そして、司会者でお笑い芸人の東野幸治さんが、森保監督による試合後の選手交代を反省したコメントを紹介すると、前園氏は「自分で仰っていますからね。認めていらっしゃいますから」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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