宮田莉朋、雨の初日は8番手。最速はデニス・ハウガー/FIA F2プレシーズンテスト

 現地時間2月11日、バーレーン・サクヒールにあるバーレーン・インターナショナル・サーキットにて、2024年FIA F2選手権のプレシーズンテストが始まりを迎え、デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)がウエットコンディションに見舞われた初日のトップタイムを記録した。

 2月11〜13日に行われる2024年のFIA F2プレシーズンテストは、初日に3時間の1セッション、2日目、3日目はそれぞれ午前3時間、午後2時間30分の2セッションが実施され、計5セッションとなる。

 今回のプレシーズンテストでは各車ハードタイヤが5セット、ソフトタイヤが3セットを自由に使用できるが、現地時間11日17時から開始された初日唯一のテストセッションは雨に見舞われたことで、全車がウエットタイヤで周回を重ねた。

 セッション途中に雨が強まりを見せ、各車ガレージ内に収まる時間も少なくはなかったこともあり、全車周回数は少なめとなった。終盤には路面も徐々に乾き始めたが、1分53秒175をマークしたハウガーがトップを守ったまま初日セッションは幕を閉じた。

 初日2番手にはKickカラーのマシンを操るゼイン・マロニー(ロダン・モータースポーツ/ザウバー育成)が続き、初日3番手にビクトール・マルタンス(ARTグランプリ/アルピーヌ育成)が続いた。

 新人最上位は4番手につけたアンドレア・キミ・アントネッリ(プレマ・レーシング/メルセデス育成)となる。この日がFIA F2新型車両の初ドライブとなった宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ/TGR WECチャレンジプログラム)は、17周を走行し8番手につけた。

■2024 FIA F2 バーレーン・プレシーズンテスト

初日リザルト(編集部集計)

Pos. No. Driver Team Time Laps

1 11 D.ハウガー MPモータースポーツ 1’53.175 17

2 5 Z.マロニー ロダン・モータースポーツ 1’53.351 15

3 1 V.マルタンス ARTグランプリ 1’53.367 13

4 4 A.アントネッリ プレマ・レーシング 1’53.511 24

5 7 J.クロフォード ダムス・ルーカスオイル 1’53.865 14

6 2 Z.オサリバン ARTグランプリ 1’53.907 17

7 8 J.コレア ダムス・ルーカスオイル 1’54.015 14

8 6 宮田莉朋 ロダン・モータースポーツ 1’54.185 17

9 3 O.ベアマン プレマ・レーシング 1’54.443 10

10 12 F.コラピント MPモータースポーツ 1’54.534 14

11 17 P.アーロン ハイテック・パルスエイト 1’54.535 7

12 14 E.フィッティパルディ ファン・アメルスフォールト・レーシング 1’54.591 12

13 20 I.ハジャル カンポス・レーシング 1’54.650 18

14 22 R.フェルシュフォー トライデント 1’54.680 17

15 25 T.バーナード PHM AIXレーシング 1’54.707 12

16 15 R.ヴィラゴメス ファン・アメルスフォールト・レーシング 1’54.832 18

17 23 R.スタネ トライデント 1’55.313 11

18 16 A.コルデール ハイテック・パルスエイト 1’56.844 9

19 24 J.デュルクセン PHM AIXレーシング 1’56.277 19

20 21 J.マルティ カンポス・レーシング 1’56.827 5

21 10 G.ボルトレート インビクタ・レーシング 1’58.760 4

22 9 K.マイニ インビクタ・レーシング 8’14.879 12

FIA F2プレシーズンテスト 宮田莉朋(ロダン・モータースポーツ/TGR WECチャレンジプログラム)
FIA F2プレシーズンテスト デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)
FIA F2プレシーズンテスト ビクトール・マルタンス(ARTグランプリ/アルピーヌ育成)

投稿 宮田莉朋、雨の初日は8番手。最速はデニス・ハウガー/FIA F2プレシーズンテストautosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄