奥日光でスノーシューツアー 白銀の森散策に歓声

スノーシューを履いて奥日光の自然の中を歩く参加者たち=11日午後0時30分、日光市湯元

 奥日光の冬の自然を満喫する栃木県日光自然博物館のスノーシューガイドツアーが11日、日光市湯元で行われた。県内外の家族連れなど4組10人が約4時間の雪上散策に歓声を上げた。

 午前9時半過ぎに湯元温泉街を出発。スノーシューを履いて北上し、冬季閉鎖中の金精道路(国道120号)の近くにある蓼ノ湖(たでのうみ)を目指した。

 例年に比べて雪は少ないというが、ここ1週間で降雪があったため、積雪は部分的に60センチ以上。参加者はガイドを受けながら、雪を踏む感触を楽しんだり斜面を滑り降りたりした。

 家族4人で参加した宇都宮市今泉小4年窪田馨(くぼたけい)君(10)は「スノーシューは初めて。雪がふかふかで楽しかった」と笑顔で話した。

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