「許されないミスを犯した」撃ち合いで痛恨のドローに終わったバルセロナ、チャビ監督は逆転のリーグ制覇に「タオルを投げるつもりはない」

ドローを嘆くチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、グラナダ戦の引き分けを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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11日、ラ・リーガ第24節でホームにグラナダを迎えたバルセロナ。チャビ監督の辞任発表から連勝と持ち直していたチームは、3連勝を目指して戦った。

試合は14分にラミン・ヤマルのゴールで幸先良く先制。しかし、前半のうちに追いつかれると、60分に逆転を許してしまう。63分にロベルト・レヴァンドフスキのゴールで追いつくが、すぐに勝ち越されることに。敗戦の可能性も出た中で、ヤマルが2点目を奪い、なんとか勝ち点1を獲得するに留まった。

試合後、チャビ監督はチームのパフォーマンスについて言及。ミスが問題だとした。

「正直に言って、我々は許されないミスを犯してしまった。2-0にする瞬間もあり、それができていれば試合は変わっていたと思うが、グラナダは非常に良い試合をした」

「彼らはゲームを個人のデュエルに持ち込んだ。そして今日はスピードがあまり上がらなかった。我々は努力してきたが、守備面で多くのものを失っていた」

今節は首位攻防戦でレアル・マドリーがジローナに勝利。バルセロナとしてはしっかりと差を詰めたかった中での勝ち点2を失ったが、リーグ優勝について問われたチャビ監督は「難しい」と認めるも、「諦めない」と最後までやり切ると誓った。

「それは難しい。今日の2ポイントは難しくなった。タオルを投げるつもりはない。その差は大きいが、不可能なことではない」

「ビジャレアル戦の日も失敗し、今日も失敗した。ただ、我々は多くの瞬間に多くのものを与えてきた」

「チームは信念を持って、努力してきた。でも不十分だった。ジローナに迫る良いチャンスだったが、それはできなかった」

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