大きい庭が無くても、プランターで野菜を育てたり出来ますよね。
手間暇と愛情をかけて育てたお野菜は、特別美味しいのかもしれません。
そんなお野菜をめぐって、まさかのご近所トラブルに遭ってしまった筆者の友人A子さんから話を聞きました。
小さいけど、私達だけの家庭菜園
娘が小学生になるタイミングで、念願の一軒家に住む事になったA子さん。
元々土いじりが大好きだったので、庭に小さな家庭菜園を作っていました。
小さいながらに立派に育っていく野菜を、娘も夫も楽しみにしてくれていたのです。
しかしその野菜達を楽しみにしていたのは、A子さん達だけではありませんでした。
クレクレ女性に目を付けられた！ 絶対あげたくない
それは近所に住む、中年女性のBさんでした。
どうも家庭菜園を始めた頃から目を付けていたようで、野菜が成長していくと度々話しかけられるようになったのです。
最初は世間話なのですが、最後には必ず「野菜をくれ」と言ってくるのです。
そもそも家庭菜園自体が小さいので、家族で分けて食べたら一瞬でなくなってしまう量しか作れていません。
それでもがめつく欲しがるのが本当に嫌で、A子さんは断り続けていました。
するとBさんは、別の作戦に出てきたのです……！
まさかの娘をターゲットに！？
娘が1人で庭で遊んでいると、どこからともなくBさんが現れました。
そして娘に話しかけてきたのですが、許可も無くそのまま庭に入ってきたのです。
A子さんは慌てて庭に出ると、
「おばちゃん、トマト大好きなんだよね～！」
なんとまさかの、娘にクレクレアピールをし始めたのです！
子どもならくれると思ったのでしょうか、Bさんのしつこさに怒りが湧いてきました。
そして我が娘はかなり優しい子なので、
（優しい娘なら、分けてしまうのだろうな。）
半分諦め、悲しくなりながら見守っていると……
我が娘、最高ー！ 野菜も笑顔も守られた♪
「これはママが頑張って作ったから、ママが食べるんだよ！」
「トマト好きならおばちゃんも作ったらいいじゃん！ ママ作り方教えてくれるよ～！」
そうして娘はA子さんの傍に駆け寄ってきて、
「おばちゃんトマト好きなんだって。作り方教えてあげて！」
そう言いに来てくれたのです。
満面の笑みで言われて、Bさんもタジタジのようでした。
そして諦めてくれたのか、それ以来クレクレ攻撃がパタッと止んだのです。
娘よ、本当にありがとう！！
まとめ
可愛い子どもの純粋無垢な瞳を見て、良心が痛んだのかも？
嫌味のない素敵な撃退法にアッパレです！
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：Yuki.K
