太りやすいお酒は「ビール or ワイン」? 管理栄養士監修【ダイエット中の食事】

ダイエット中にお酒を飲みたくなったら、どちらを選ぶとよいのでしょう? 太りやすいお酒について、管理栄養士の菊池真由子さんに教えていただきました。

リバウンドしない食べ方などについてはをお読みください。

太りやすいお酒は?【A】ビール 【B】ワイン

お酒を飲むのが好きな人にとって、どちらが太りやすいアルコールなのか、かなり気になるところなのでは。

ビールとワインのいずれが太りやすいのか、菊池真由子さんに解説していただきました。おすすめのおつまみもご紹介しています。

太りやすいお酒は? 正解は【B】ワイン

ビールを飲むと炭酸と水分でおなかがふくれ、食欲を抑えられる

ビールは炭酸と水分でおなかがふくれますし、水分がたくさん入ることで胃から食欲を増進させるホルモンが分泌されるのを防ぎます。

ワインだとこの効果が得られません。また、ワインはアルコール度数が高めなので、少量しか飲んでいなくてもアルコールによる食欲増進効果を促しがちです。

そして、ワインのおつまみはチーズ、肉類、ピザなど脂肪分が多いので太りやすくなります。

おすすめのおつまみは?

刺し身、冷ややっこ、枝豆、だし巻き卵などを

ビタミンB1の豊富なぶり、まぐろの刺し身、ビタミンB1、B2の豊富な枝豆、脂肪分の少ない冷ややっこ、だし巻き卵などを。

※この記事は「ゆうゆう」2021年2月号増刊(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。


監修者
管理栄養士 菊池真由子

きくち・まゆこ●1966年、大阪府生まれ。管理栄養士、健康運動指導士、NR・サプリメントアドバイザー、日本オンラインカウンセリング協会上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センターを経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ベストセラーになった『食べても食べても太らない法』(三笠書房)など著書多数。近著は『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』(三笠書房)。

© 株式会社主婦の友社