『デッドプール&ウルヴァリン』7月26日に日米同時公開決定 『ロキ』TVA登場の初映像も

『デッドプール』シリーズ最新作『Deadpool & Wolverine(原題)』が、『デッドプール&ウルヴァリン』の邦題で7月26日に日米同時公開されることが決定。あわせてティザー予告とティザーポスターが公開された。

マーベル・コミック史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールの活躍を描く『デッドプール』シリーズ。第1作『デッドプール』(2016年)は公開当時、世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録し、その続編となる『デッドプール2』では、さらに記録を塗り替え1120億円を突破。本作は、そんなR指定映画の世界歴代記録をことごとく更新する『デッドプール』シリーズ第3弾となる。

人体実験で驚異的な治癒能力と不死の肉体を得たのと引き換えに、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)。自作の赤いコスチュームと二振りの刀、二丁拳銃を身にまとい、“クソ無責任ヒーロー”デッドプールとして戦う彼の活躍を描く『デッドプール』シリーズは、ヒーローらしからぬ言動の数々や、過激でド派手なバトルシーン、突然観客に向かって話しかけてくる型破りな演出が相まって、世界中で人気を集めてきた。最新作となる本作では、『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)がシリーズ初登場。これまでデッドプールが何度もいじり倒してきた、“爪野郎”ことウルヴァリンはどんな活躍を見せるのか。プライベートでも親交の深いライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの競演にも注目が集まる。

公開となったティザー予告では、愛する恋人のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)、かつて共に戦ったネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)やユキオ(忽那汐里)らに囲まれ幸せなひと時を送っていたウェイドが、突然連れ去られたその先で、「君は特別な存在だ」とマーベルヒーローになるチャンスを与えられる姿が。「俺は救世主 マーベルの神だ」と気を大きくしたウェイドは、気合たっぷりに、その挑戦を受けて立つことに。

『デッドプール』シリーズ初のディズニー配給作品となる本作。ついにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)入りを果たすという点でも注目が集まっているが、予告編では、これまで同様、お得意のブラックジョークや過激なアクションも顕在。そして、映像の最後には、『X-MEN』シリーズに登場してきたウルヴァリンと思わしき影が登場。既にジャックマンが同作でウルヴァリン役に復帰することが発表されているが、どんな展開が待ち受けているのか。そして予告にもある“誰もが望むハッピーエンド”は何を意味するのか。なお映像には、アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、歴代マーベルヒーローが登場している。

あわせて公開されたのは、デッドプールとウルヴァリンのペアネックレスでハートを表現したティザーポスター。「BEST FRIENDS」「COME TOGETHER」というコピーが象徴するように、本作では、デッドプールとウルヴァリン、まったく違う強烈な個性を放つ2人がタッグを組む。

監督を務めたのは、『ナイト・ミュージアム』シリーズや『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のショーン・レヴィ。デッドプール役のレイノルズとは『フリー・ガイ』『アダム&アダム』に続くタッグとなる。

(文=リアルサウンド編集部)

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