北陸からMINI CHALLENGE JAPANに挑戦。EPM GROUPがチームを結成し豆野と中澤を起用

 北陸地方を拠点とするカーディーラーEPM GROUPは、新たにレーシングチームとして『EPM RACING TEAM』を結成し、2024年からBMW & MINI RacingのMINI CHALLENGE JAPANに参戦することになった。ドライバーには地元の豆野天星、プロ歌手でもある中澤卓也を起用。地元石川県出身の中山友貴がチームディレクターを務める。

 EPM GROUPは、BMWやMINIの正規ディーラーなど、石川県や富山県で多くのカーディーラーを運営する。今シーズン、新たに『EPM RACING TEAM』と名付けられたレーシングチームを結成し、モータースポーツ活動を行っていくことになった。

 今季挑むのは、BMW & MINI RacingのMINI CHALLENGE JAPAN。BMW M2 CS Racing、MINIのワンメイクシリーズとして年々エントラントが増えているシリーズだ。MINI CHALLENGE JAPANにはレース専用車のJCWクラス、ナンバー付き車両のCPSクラスがあるが、今季はCPSクラスに2台体制で臨む。

 そんな新規参戦にあたり、チームディレクターとして石川県出身で、数多くのカテゴリーで活躍してきたプロドライバーの中山友貴が起用された。またCPSクラスで2年連続チャンピオンを獲得したアウティスタとともに、新たな体制を築きシリーズを戦い、チャンピオンを目指していく。

 ドライバーには、7号車として2023年にシリーズにデビュー、いきなり2戦とも表彰台を獲得した地元出身の豆野天星を起用。31号車には新潟出身のプロの歌手として活動し、レーサーとしても経験を積む中澤卓也を起用する。

「BMW & MINI Racing MINI CHALLENGE JAPAN 2024に参加できることを、EPM GROUPを代表して中山友貴様、株式会社アウティスタ様、株式会社昴工匠様、そしてご協力いただく皆様に心より感謝申し上げます。モータースポーツの魅力を北陸にも発信し、この活動を通して社員の育成を行っていきたいと思います。今シーズンのご声援をよろしくお願いします」と語ったのは、EPM GROUPの北川善昭代表取締役社長だ。

 そして、7号車のドライバーとして参戦することになった豆野は「このような機会に四輪未経験の私を起用していただき、大変嬉しく思っております。支えて頂く方々への感謝の気持ちを忘れることなく観戦する皆様がワクワクするようなレースを目指します。また、EPM RACING TEAMが目指す『モータースポーツ活動を通じた社員の経験・育成』に貢献できるように精進して参ります」とコメントした。

 一報、31号車をドライブする中澤は「今シーズン、僕をドライバーとして起用して下さったEPM RACING TEAMの皆様に感謝しております。昨シーズンのFCR-VITAの経験を活かし、転戦するこのシリーズを戦い結果でお返しできるよう頑張りたいと思います。歌手の活動を通して、モータースポーツの魅力を発信できる『シンガーソングドライバー』としての活動とともに頑張ります」と意気込みを語っている。

EPM RACING TEAM

MINI CHALLENGE JAPAN 2024 CPSクラス参戦体制

チームディレクター:中山友貴
エントラント名:EPM RACING TEAM
代表:株式会社アウティスタ
車両メンテナンス:EPM GROUP+株式会社昴工匠 MS部JOKER

EPM Racing MINI F56CPS
ドライバー:豆野天星

地元の豆野天星

EPM Racing IDIアウティスタ F56CPS
ドライバー:中澤卓也
https://www.nakazawatakuya.com/

プロ歌手でもある中澤卓也

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